倉敷すりしき

リーガルの革靴のかかとが擦り減ったりつま先が傷ついたり

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リーガルの革靴のかかとが擦り減ったりつま先が傷ついたり

リーガルの革靴のかかとが擦り減ったりつま先が傷ついたり

2025/01/10

今回はREGAL(リーガル)の黒い革靴です。つま先をどこかにブツケやすい環境にあるようで、キズつきすぎてケバケバ状態になっています。そして、いつものごとく写真の撮り方が悪く分かりづらいですが、かかとのゴムが擦り減っています。革靴では気になることが多いこの2点の修理をしていきます。

はい、できあがり。

キズに関しては黒色なので比較的簡単に目立たなくなります。簡単ということは黄色や赤色などに比べると値段も安くなります。またすぐにキズがつくかもしれませんが黒なので多少は目立ちにくいでしょう。それに対してかかとは簡単にというわけには実はいきません。通常かかとのゴムはトップリフトと呼ばれ、6mm厚のゴムが貼られていることが多いです。擦り減ったらそのゴムだけを剥がして付け替えます。ただ、リーガルの靴底は全てひとつのゴムで成型していることが多く、トップリフトだけを剝がすことができません。なので、6mm程度平らに削り落とす必要が出てきます。この作業が少しだけ手間なのです。世の修理屋さんはリーガルの靴が来ると、うぁめんどくせぇ、と心の中で間違いなく思っています(笑)。そう思うのが嫌なので当店は別料金を頂いています。手間が掛からないものは安く、掛かるものはそれに見合ったお金を頂いています。そういう理由もあり当店の料金設定は細かく、お客様から見ると非常にわかりづらいです。私もちょっとわかりづらいです(笑)。そこで、当店の秘密兵器である業界初?の料金シミュレーターを導入しています。半分手作りみたいなのもなので、逆に分かりづらいような気もしなくもないですが、今後改良していく予定です。

無駄に話が長くなりましたが、紳士のビジネスシューズの修理のお話でした。

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倉敷すりしき
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