豊岡鞄トートバッグを自分で洗ったらシミがついた

鞄で有名な地域である兵庫県豊岡市のブランド「豊岡鞄」のツイル生地のトートバッグです。バケツタイプなので小さい見た目以上に収納力がありそうです。個人的には豊岡と聞くと夏が暑く冬は寒いイメージです。

そんな鞄ですが、全体的に汚れが目立ち始めたのでお客様がご自身で洗濯機でジャブジャブ。表の全体的な汚れは落ちたということですが、一番目の画像のような謎のシミが発生。２番目の画像の内側の化粧品汚れも落ちてなかったということもあり、当店にお持ち頂きました。初見では洗ったときや干したときに何かに接触して付いたのかなと思っていました。よくよく見ると、折り曲げたとき中央の黒丸の革がその位置に来るではありませんか。何のシミか解決したところでLet’s cleaning.

Finished.　構造的にクリーニングしやすかったのでキレイになりました。にらめっこをすれば若干跡が見えなくもないですが、まず分かりません。今回のようにご自身でやってはみたものの、うまくいかなくてお持ち頂くことはよくあります。ただし、何もしない状態でお持ち頂くほうが良い結果になります。今回のように同レベルの結果になるのは珍しいです。素材に革が使われてたり芯材が影響したりと様々な条件が絡んできますので、ご自身でされる場合も一度相談して頂ければと思います。

以上、かばんのクリーニングのお話でした。