スコッチグレインをダイナイトソールに交換とすべり革のお直し
2025/02/28
メイドインジャパンの革靴として有名なSCOTCH GRAIN(スコッチグレイン)です。何年も履き続けた結果、アウトソールを突き抜け、詰め物の白いスポンジ部分まで見えてしまった状態。つま先の削れはウェルト部分まで到達。かかとのゴムは言うまでもなくガッツリ擦り減っています。これでは靴がかわいそう。お客さんには説教が必要なレベルです。ところが、アッパー(上物の革の部分)はお手入れをしているそうで、結構よい状態を保っています。うーむ、なんだろ、このちぐはぐなかんじ…。あと、スベリ革(かかとの内側の内装部分)と呼ばれる部分は擦れてボロボロになっています。靴ベラは使用しているらしいですが、靴紐はそのままらしいのでどうしても擦れてしまいます。
ということで、今回はオールソール交換とすべり革修理をします。
できあがりました。
ハーフソールを貼らないタイプの人だと思い込んで、ダイナイトソールを勧めてしまいましたが、お渡ししたときのかんじだと、そうでもないみたいでした。きちんとヒアリングしないといけませんね。反省です。でも、お客様はダイナイトを気に入って頂いたようで良かったです。すべり革も貼って内側もきれいになったので、靴を脱いでも恥ずかしくありません。
オールソールもすべり革も語れば長々と書けるのですが、今後のネタとして今回はこのへんにしておきます。
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